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医療事務管理士の資格について

医療事務の資格には国家資格はなく、全て民間資格になります。

 

上記に全てと書きましたが、医療事務の認定試験を主催している協会や団体が数多く存在し、その認定試験に合格した人に主催した協会や団体がそれぞれ資格証書を授与しているわけです。

 

ですから、たった一つの資格というわけではなく、主催している団体が認定している医療事務の資格が数多く存在しているということになります。

 

 

医療事務管理士という資格がありますよね?


 

 

医療事務管理士には「医科」と「歯科」の二種類あり、歴史がかなり古い資格なんですよ。
詳しく説明しましょうか?


 

 

宜しくお願いします!


医療事務管理士技能認定試験とは?

「医療事務管理士」は、「技能認定振興協会(JSMA)」主催の「医療事務管理士技能認定試験」の合格者が取得できる資格で、日本で最初の「医療事務」の資格とされており、幅広く医療機関に認知されています。

 

 

病院の中で一番最初に患者さんに接するのは、医師ではなく医療事務課の職員であり、病院の印象を左右するという大事な役目を担っています。

 

 

「医療事務管理士」は、診察の受付だけではなく、カルテの管理や会計、診療費の請求など、病院運営に重要な様々な業務を担当しています。

 

病気で不安な患者さんを安心させる役目はもちろんですが、カルテの内容を理解し正確に治療費を計算するなど、それなりの知識やスキルも必要とされているのです。

医療事務管理士技能認定試験概要

 

下記が、医療事務管理士技能認定試験の概要です。


 

試験名 医療事務管理士技能認定試験
資格の種類 民間資格
受験資格 特に設けていません。

年齢制限もありません。

試験内容 [学科試験]

【医科】
(在宅受験):マークシート(択一式)10問
(インターネット受験):マークシート(択一式)50問
【歯科】
マークシート(択一式)10問

 

[実技試験]
【医科】
(在宅受験):レセプト点検問題(1問)、レセプト作成(外来・入院 各1問)
(インターネット受験):マークシート(択一式)60問
【歯科】
・レセプト点検問題(1問)
・レセプト作成(外来2問)
※計算機を除く電子機器の使用は不可

受験料 7,500円(税込)(学科・実技)
主催団体 技能認定振興協会

医療事務管理士技能認定試験の形態や会場

 

医療事務管理士技能認定試験の形態や会場についてご紹介します。


 

 

試験形態について

 

試験の形態は下記になります。

 

※新型コロナウィルス感染症の感染拡大に伴い、現在(2021年11月)、全ての一般会場での試験を中止しています。

 

【医科】
・コロナ禍により一般会場試験は中止(2021年11月現在)
・インターネット試験
・在宅試験
【歯科】
・コロナ禍により一般会場試験は中止(2021年11月現在)
・在宅試験

 

インターネット試験について

 

医科試験は、「インターネット試験(IBT)」も受け付けており、下記が大きな特徴になります。

 

◇コンピューターで行う試験で、学科と実技どちらも選択式の解答である。
◇インターネット環境があれば自宅や好きな場所で受験が可能。
◇受験日時や会場を選ばず、自分の都合に合わせて受験が可能。
◇試験後、試験結果は直ぐに表示される。
◇試験時間は3時間(学科 実技)で、会場試験の(学科1時間、実技3時間)の計4時間に比べると短い。

 

試験会場の概要について

 

試験会場の概要は、下記になります。

 

※新型コロナウィルス感染症の感染拡大に伴い、現在(2021年11月)、全ての一般会場での試験を中止しています。
※現在は、在宅試験及びインターネット試験(医科のみ)で対応しています。

 

都道府県 都市 都道府県 都市
北海道 札幌市 岩手県 盛岡市*1
宮城県 仙台市 福島県 郡山市または福島市
茨城県 水戸市 栃木県 宇都宮市
群馬県 前橋市 埼玉県 さいたま市
東京都 渋谷区または新宿区 千葉県 千葉市
神奈川県 横浜市 新潟県 新潟市
石川県 金沢市 静岡県 静岡市/浜松市
長野県 長野市 愛知県 名古屋市
三重県 津市または四日市市 京都府 京都市/福知山市*1
奈良県 奈良市 大阪府 大阪市
兵庫県 神戸市 岡山県 岡山市
広島県 広島市 愛媛県 松山市
高知県 高知市*1 福岡県 福岡市
熊本県 熊本市 宮崎県 宮崎市
沖縄県 中頭郡*2

 

*1 岩手会場、福知山会場、高知会場は7月・11月・3月度試験のみ実施
*2 沖縄会場は9月・3月度試験のみ実施

医療事務管理士技能認定試験の日程や試験時間

 

医療事務管理士技能認定試の日程や試験時間について、下記にご説明します。


 

 

試験時期や試験時間について

 

試験時期 【医科】

(在宅受験):奇数月の第4土曜日翌日(日曜日)
(インターネット受験):好きな時に受験可能
【歯科】
(在宅受験):奇数月の第4土曜日翌日(日曜日)

試験時間 学科1時間・実技3時間

 

 

試験日程について

 

 

2021年5月以降〜2022年3月の試験日(在宅受験)や申し込み受付期間は、下記の通りの日程になっています。


 

試験日(在宅試験) 申し込み受付期間
2021年5月23日(日)(終了) 3月上旬〜4月下旬頃まで
2021年7月18日(日)(終了) 5月上旬〜6月下旬頃まで
2021年9月26日(日)(終了) 7月上旬〜8月下旬頃まで
2021年11月28日(日)(終了) 9月上旬〜10月下旬頃まで
2022年1月23日(日) 11月上旬〜12月下旬頃まで
2022年3月27日(日) 1月上旬〜2月下旬頃まで

 

※都合により日程が変更になる可能性もあります。
公式ページにてご確認ください。

医療事務管理士技能認定試験の出題範囲について

医療事務管理士技能認定試験の出題範囲や、試験に持ち込める物などは、下記の通りです。

 

[学科問題]
【医科】
・法規(医療保険制度・公費負担医療制度等についての知識)
・保険請求事務(診療報酬点数の算定・診療報酬明細書の作成・医療用語等の知識)
・医学一般(臓器・生理機能・傷病等についての知識
【歯科】
・法規(医療保険制度・公費負担医療制度等についての知識)
・保険請求事務(歯科 診療報酬点数の算定・歯科 診療報酬明細書の作成・医療用語等の知識)
・医学一般(生理機能・傷病等についての知識

 

[実技問題]
【医科】
・診療報酬明細書を作成するために必要な知識
【歯科】
・歯科 診療報酬明細書を作成するために必要な知識

 

 

試験には、下記の物が持込可能です

 

電卓は持込可能ですが、電子機器(パソコン・電子手帳など)は持込不可です。
それ以外の資料(点数表、テキスト、ノートなど)の持込はすべて可能です。

医療事務管理士技能認定試験の合格率・合格基準

 

医療事務管理士技能認定試験の合格率はどうなんですか?


 

 

「医療事務管理士技能認定試験(医科)」は、医療事務認定実務者(R)試験などに比べると若干合格率が低めですが、それほど難問ではないようです。
下記に、説明してみました。


 

 

試験の合格率について

 

主催している「技能認定振興協会(JSMA)」によると、2020年11月度〜2021年9月度の合格率は下記になります。

 

実施年月 合格率(医科)
2021/09 64.6%
2021/07 62.4%
2021/05 54.0%
2021/03 42.1%
2021/01 64.4%
2020/11 56.3%

 

 

年ごとに合格率が違いますが、合格率はおおむね50%から60%になります。


 

 

実施年月 合格率(歯科)
2021/09 81.9%
2021/07 80.5%
2021/05 80.1%
2021/03 51.7%
2021/01 69.0%
2020/011 77.7%

 

 

合格率はおおむね70%から80%になります。


 

医科の方が歯科よりも受験者数が多く、合格率は若干低めになります。

 

 

合格基準について

 

気になる合格の基準は、下記の通りになります。

 

【医科】
(在宅受験)
・実技試験:点検・各作成問題ごとに60%以上の得点をし、且つ3問の合計で85%以上
・学科試験:85点以上
(インターネット受験)
・70%以上の得点

 

【歯科】
・実技試験/点検・各作成問題ごとに約60%以上の得点をし、且つ、3問の合計で約85%以上
・学科試験/約85点以上

 

 

合格の通知について

 

受験後、合格の通知は下記のようなスケジュールになります。

 

【医科】
(在宅受験)
試験実施後1ヶ月以内に文書にて通知
(インターネット受験)
受験終了後、受験結果(実施結果画面)が表示

 

【歯科】
試験実施後1ヶ月以内に文書にて通知

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